看護部長あいさつ
当院は1963(昭和38年)創立以来、地域に密着した一般病院として発展してまいりました。
126床の小規模病院ですが確実な診断ができ、「お元気になって帰りましょう」をモットーに高度医療を行っています。それに伴い、看護師は医師、コ・メディカルの方々との連携・情報交換を行いながら、共に患者様の健康回復に務めています。
最近は入院患者様の90%が高齢者になってまいりました。複合的に病気をもっていたり、認知症だったり、患者様に及ぼす影響・思いの上のその反応にも関心を向けながら、こころの通った看護提供に努力していますが、その人の思いを知ることの難しさを日々痛感しています。しかし看護師は患者様の「思いを知る」努力をすべきです。その努力とは看護師各人が自分の感じる力を常に精一杯働かせることです。
看護は合理的で科学的な知識、技術を内包しながら、患者様に個別的で母親的な関心を併せ持つことをもっとも大切にしなければならないと考え、実践に取り組んでいます。頭を使い、体験を生かし心身の健康への働きかけを日々心しています。
また、これからは患者様、ご家族様とのコミュニケーション技術を伸ばしていかなければいけません。
さらに、ターミナルケアにも学びを深めていかなければならないと考えます。
卒後教育は、主に現場でのOJTを重視しています。集合教育としては毎月、看護部勉強会と病院主催の勉強会を時間内に行っています。随時、必要性があるときは臨時で勉強会を行っています。今では、お休みの方や夜勤入りの方、夜勤明けの方と積極的に参加しています。
また、院外研修会の参加も喜んで参加し、主体性を持って学ぶ職場文化が生まれました。
患者様の人間性を尊重し全人的に患者様を理解する感性と、柔軟性を育み、患者様を通じて人間的に成長していくことを目標にして、その過程で看護の喜びを体験し、より一層の成長に結びついてもらうことを願っています。
共に看護の楽しみを語り合い、心のこもった看護の確保に努めるつもりです。
看護部理念
患者様に選ばれる
病院づくりを目指すために
安心と信頼される看護(ケア)を提供します。
【看護部の基本方針】
【2015年度目標】
親切・丁寧な対応で、心温まる看護を提供します。
看護体制
【教育目標】
- 看護部の理念に沿って、患者様のニーズに即した看護サービスが出来る看護職員の成長を支援する
- 質向上のため、研修内容の充実を図り人材育成を強化する
【教育支援】
- プリセプター制を取り入れています。
新人看護師、中途採用者にも、個人の職歴、順応性に応じて指導を行っています。 - 皆で入職者を育てる職場文化が出来ています。
【委員会活動(毎月1回開催)】
- 教育・記録委員会
- 医療安全委員会
- 感染委員会
- 業務改善委員会
- 褥瘡委員会
- 看護補助委員会(2010年3月に一時中止)
◆2015年度看護部勉強会年間予定表はこちらからご覧ください
【看護部紹介】
- 看護要員 57名(看護師39名、看護助手17名、クラーク1名)
- 看護師平均年齢 41.5歳
- 平均勤続年数 7.4年
- 年休消化率 74%
(※2009年度のデータ)
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